集合住宅で犬を飼う共働きの方に向け、壁ノックに怯えてきた共働きでDOGS管理人(かっちゃん)が
可能な限りご近所の迷惑となりにくい犬の飼い方をご紹介します。
この記事を読めば犬が原因のご近所とのトラブルを大幅に減らせますよ。
犬を飼うとご近所とトラブルに!最大の原因は騒音

マンションやアパート、ハイツなどの集合住宅で犬を飼うとご近所とのトラブルとなる場合も少なくありません。
その最たる原因がムダ吠えなどの『騒音問題』
なので在宅中もですが、よく吠える子をお留守番させるのって心配ですよね。
我が家も以前、ハイツに住んでいた時は上の子が吠える度にお隣さん(犬を飼ってないご家庭)から壁をノックされていたので、留守中のムダ吠え対策に必死でした…。
そんな住宅事情の共働き家庭が犬を飼うために意識するのは
- 可能な限りの騒音対策
- 共用スペースや周囲を汚さない
この2つ。
とくに騒音対策を徹底することが大切です。
この2つの詳細を順に紹介していきますね。
ムダ吠えを極力抑える犬の飼育環境

犬によって『吠えやすい・あまり吠えないの差』は性格や犬種特有の性質によって変わってきます。
ですが、どの犬にも自分の縄張りを一生懸命に守ろうする習性があります。
なので、『その習性を抑える飼育環境を意識』することで大幅に無駄吠えを減らすこともできます。
ちなみに犬が吠えるシーンは様々ですが、ここで紹介するのは留守中に周囲を警戒して吠えることに対する対策です。
なので、寂しくて「クーンクーン」泣く場合やあなたや家族に対して吠える『要求吠え』など他のシーンには効果が薄いのでご注意くださいね。
例えば、2LDKのマンションで犬を室内で放した場合…
- 全てのドアを開放した状態なら全てが縄張り
- リビングでドアを閉めていればリビング内が縄張り
- サークル(プレイスペース)で囲っていればサークル内が縄張り
- ケージ(檻)に入れてドアを閉めればケージ内が縄張り
と、行動範囲を狭めれば縄張りとして外部の様子を警戒する範囲も狭めることができます。
ただし、大きな音や見える範囲は警戒対象となります。
なので、
- 廊下や外から大きな物音がした場合
- 見える範囲に誰か通った場合
は警戒して吠えてしまいます。
ですが、無対策に放し飼い状態にしている時と比べればムダ吠えする率を大幅に軽減できますよ。
犬が縄張りとして守ろうとする範囲は『自分が移動できる範囲・自分の視界が届く範囲』で、その範囲に近づく気配(視覚・聴覚・嗅覚)に反応して吠えます。
ケージでのお留守番は愛犬のストレス軽減にも

ケージを導入すると無駄吠えを減らせるだけでなく、留守中の犬のストレスも大幅に軽減できます。
リビングで放し飼いの場合、リビング内全ての方向を警戒して過すことになります。
ドッグカメラを導入して観察すると分かりますが、一見、寝ているようでも微かな物音で跳ね起きて周囲をキョロキョロ見回して耳を傾けています。
そんな状態だと精神的に休めず、ストレスが溜まってしまいますよね。
そんな警戒しなければならない範囲を最小限に留めることに加えて、犬が本能的にリラックスできる環境としてもケージの導入を検討してみてくださいね。
子犬のうちから留守番トレーニングを徹底する
犬が新しいことになれるのは年齢と同じだけの時間が掛かると言われています。
なので、成犬に上記のケージ生活を覚えて貰うのはかなり骨が折れ、慣れてくれるまで数年掛かるかも知れません。
後々苦労しないためにも子犬のうち、お迎えしたその日から留守番を想定して、ケージでの生活(ケージトレーニング)と家でトイレができるようにトイレトレーニングを教えていきましょう。
お留守番中はケージの中で生活し、トイレもケージ内のトイレで済ませるのがベスト。お散歩は散歩のためだけで排泄のための散歩とならないよう覚えさせるのが共働き家庭にとっては欠かせません。
とにかく、成犬になってからケージでお留守番させるのは大変なので、子犬の時から考えて教えてあげてください。
留守番中の不安解消はペットカメラが有効

室内放し飼いと比べてリラックスして留守番できるケージでの生活。でも、退屈していたり、寂しがっていないか心配ですよね。
そんな、愛犬と飼い主の不安を解消するのに最適なのがペットカメラの存在。なかでも犬の見守りに特化した「ドッグカメラ」はとても重宝します。
ドッグカメラは犬の様子を確認したり、話しかけられるだけでなく
- 愛犬が起きた
- 愛犬が吠えている
- 愛犬が寂しがっている
など、犬の行動を常にモニターしてスマートフォンに逐一報告してくれます。
中には話しかけたりオヤツをあげる機能を備えたドッグカメラもあって、まるで側にいるようにコミュニケーションをとることもできます。
特にパピー期の幼い時期に留守番させるのは飼い主にとっても愛犬にとっても不安なだけにドッグカメラはオススメです。
在宅中のムダ吠え対策
留守中はケージで過して貰うのがベスト。なので在宅中は自由にさせてあげたいですよね。
ですが、在宅中も可能な限りムダ吠えをさせないように、カーテンやブラインドを閉じてできるだけ犬に外の様子が伝わらないようにします。
支障なければ日中も雨戸やシャッターを閉じておけばより効果的ですよ。
ちなみにテレビやラジオなどを付けておけば、周囲の音への反応をわずかながらも鈍らせることができます。
マンションの高層階など外の様子が伝わりづらい環境でない限りは意識しましょう。
上下左右のお隣さんへの騒音対策
犬の足音が響く場合、防音機能に優れたフロアカーペットを敷き詰めるのがいちばんです。
足を傷める原因の対策にもなるので一石二鳥ですよ。
ちなみにお隣や上の階への騒音対策は防音機能に優れた壁紙を貼ることで緩和できますが、かなり大層なのがネックですね。
ペット可でもご近所への配慮は欠かさずに

集合住宅で犬を飼うためにはご近所の人への配慮を払うのも大切です。
賃貸の場合、犬を飼うと決めたら必ず家主や管理人に相談、報告をしておきます。(※ペット可の物件で管理会社が入っている場合は事後で可の場合も有り)
できればご近所(最低でも上下左右の部屋の住人)に犬を飼う挨拶をするようにしてください。
その際「迷惑なことがあったらすぐに話してください」と伝えておきます。この一手間を掛けておくだけで、その後の印象が全然違いますよ。
廊下やエレベーターで一緒になったときなどは必ず挨拶してください。犬の事を含めて「何か迷惑になっていることが無いか?」たずねてみるのも良いです。
中にはトコトン犬嫌いな住人が居るかもしれません。その場合、ほんの些細なことでもクレームを入れられる可能性が高まります。(むしろ、犬嫌いな人が居ると考えておいた方が良いかもしれません)
ですが、可能な限り下手に出ておくのが無難です。下手に出ておくことで今後の見る目が変わってくるかもしれませんよ。
共有スペースを汚さない
足の汚れや粗相で共有の廊下やエレベーターを汚してしまったら迅速にキレイにしましょう。
あなたの犬が汚したものでなかったとしても、そんな汚れを見かけたらキレイにしてあげると理想的ですね。
犬を連れていない時でも、犬の毛が廊下やエレベーターの中に落ちていないかとかもチェックしましょう。
とにかく、もともと犬嫌いな人はもちろん、犬を嫌いにならないように常日頃からの配慮が欠かせません。
外でのトイレは要注意

一軒家なら外でのトイレはご近所の迷惑となりづらい『自分の家の前』で排泄させるのがベターです。
ですが、集合住宅の場合はNG!
自宅で済ませてから出かけるか、ご近所の方はもちろん、人の迷惑とならない場所を指定して排泄させなくてはなりません。
引っ越す際は住宅を上手に探す
マンションなどの集合住宅に住む前から犬を飼うことが分かっている場合、既に犬を飼っていて引っ越す場合、当然ですが『ペット可の物件』を選ぶようにしてください。
サイズや匹数も必ず規約の範囲を守ること。
匹数の制限は特に厳しいので、多頭飼いしている人・多頭飼いしたい人は注意が必要です。
ここを守っていないと、ご近所とトラブルとなった時に圧倒的に不利となり、出ていくハメになる可能性もあります。
物件を決める目処がついたら、その物件を見る際に周囲のご家庭の様子もチェックして、住人がどれくらいの割合で犬を飼っているかも確認しておいてください。
ちなみに築年数が古い物件(昭和のアパートなどは特に)はペットに関しての規約が存在しない事も多いのですが、そんな物件は特にご近所への配慮が重要です。
ペット可の物件でも住人がほとんど犬を飼っていないと、肩身の狭い思いをします。
反対に周りに犬を飼っている家庭が多ければ、多少留守中に吠えても分かってくれます。同じように共働きで犬を飼っているご家庭が居るならより安心です。
ご近所トラブルを避けて犬を飼うための知識と心得 ~まとめ~

マンションやハイツなどの集合住宅で犬を飼うなら『ムダ吠え対策は必須』です。
留守番中は意図的に犬の縄張りを小さくしてあげると、ムダ吠えのリスクを抑えられ、犬もリラックスして過すことができます。
さらにケージに布をかけてあげれば効果も倍増するのでオススメ。ドッグカメラも設置すると安心です。
在宅中もカーテンやシャッターを閉めて可能な限り犬に外の様子が伝わらないよう意識が必要です。
加えて床や壁に防音対策をするとリスクを軽減できるしょう。
そしてご近所への配慮も忘れずに。お迎え後も犬嫌いを増やさないように意識してください。
とにかく集合住宅はご近所の人たちとの良い関係を意識することが犬との生活をする重要なポイントです。
堅苦しいと感じるかも知れませんが、愛犬のためにも頑張ってくださいね。