ケージを設置するか迷っている共働きの方に向けて、留守番している愛犬が心配で徹底的に調べ抜いた私(かっちゃん)が
「ケージの有用性」とケージを用いた「飼育環境の作り方」をご紹介していきます。
この記事を読めば留守中の不安や心配を大幅に減らせますよ。
共働き家庭は留守番を重視した「ケージ+クレート」で飼育環境を構築してあげること。愛犬は安全かつリラックスして過すことができるので、飼い主さんは安心して出かけられます。
犬に留守番させる時間が長いならケージは必須!

「犬の室内飼い」と聞くとリビングに放し飼いを思い浮かべるかもしれません。でも、共働きで家に誰もいない時間が長いと愛犬に大きなストレスが掛かります。
長時間のお留守番が多いならケージを設置してあげましょう。
「けど、長い時間狭いところに閉じ込めるのは可哀想…。」と、気になる方は↓↓こちらの記事もご確認ください。
ケージを設置する理由
ケージを設置する理由は
- 留守中の問題行動を防ぐため
- 本能を満たすため
の2つ。
1.留守中の問題行動を防ぐため
留守番中の犬の問題行動は
- ムダ吠え
- イタズラ(破壊活動)
『留守番中のムダ吠え』は縄張り意識と警戒心によるもの。なので家の前を人や犬が通る度、周囲で物音がするたびにけたたましく吠えます。
ケージを用意することで縄張り(テリトリー=守る範囲)が限定されるため、リビング全体よりもはるかに警戒意識が狭くなります。
その結果、ムダ吠え頻度の低下とともに広範囲を警戒し続けるストレスから解放されます。
ちなみに『イタズラ(破壊活動)』は留守番させられた寂しさや腹いせ、好奇心によるもの。
ケージに入れることで物理的にイタズラできなくなり、不慮の事故の心配もなくなります。
留守中の家具や壁、家電やコードなどへの破壊活動は非常に厄介かつ危険もともなうのでケージでの対策は重要です。
2.犬の本能を満たすため
ケージでお留守番させることで【1】でお伝えした『縄張り意識』とともに『防衛本能』という2つの犬の本能を満たしてあげることができます。
この2つの本能を満たすことで、留守番中の愛犬の不安とストレスを最小限に抑えられます。
↓↓2つの本能について詳しくはタイトルをタップしてください↓↓
- 犬の縄張り意識について(タップで開きます)

犬は縄張り意識の強い性質の生き物です 犬は自分の縄張り(テリトリー)を外敵(他所の犬含む他者)から守ろうとする本能が備わっています。
犬の縄張りとは自分の住処や行動範囲。室内犬の場合、自由に行動できる範囲が家の中全体なら家の中全体、リビングに居て他の部屋へのドアが閉まっているならリビング全体(と窓の外の見える範囲や周囲)が縄張りとなります。
留守番中はとくに犬は縄張りを守るために常に神経を尖らせなければなりません。そのため家の周りのちょっとした物音に反応して吠えたり家の前を人が歩いただけで威嚇します。
共働きで誰も家にいない間、ひたすら犬が吠えているというのは近所迷惑ですし、犬にとっても常に気を張っているのは大なストレスです。
ですが、ケージに入っている間は行動できるケージの中だけが自分の縄張りとなります。ケージから外のスペース(リビング全体)への警戒心はかなり薄まります。
愛犬が警戒心を抑えてリラックス心して過ごしてもらうためにもケージは有効!というわけです。
- 犬の防衛本能について(タップで開きます)

犬は暗くて狭いところを好みます 犬には高い防衛本能があります。もともと山の中など天敵の多い場所で生活していた犬の先祖たちは、安全を確保するために小さな穴蔵など狭くて暗い場所を住処としてきました。
一見、逃げ場のない場所ですが、警戒する方向を最低限に抑えて気と身体を休ませるための本能ですね。
この防衛本能は現在の犬たちのほとんどに濃く残っています。人間は広い場所が好きですが、犬は狭い場所が好きなのです。(イタリアン・グレーハウンドなど遊牧犬を除く)
なので、本能に沿った環境をケージで再現してあげれば、犬はとてもリラックスできます。
ケージに入っていれば、雷や花火の音が鳴っても恐怖心を最小限に抑えることもなります。飼い主が不在で側にいて安心させてあげられないからこそ、ケージを用意してあげるのは大切です。
この2つの理由から、ケージを設置すれば
- お留守番中の愛犬のイタズラや無駄吠えを抑えられる
- 安全・快適・リラックスしてお留守番してもらえる
と、留守番中の愛犬にとっても、留守中の飼い主さんにとっても大きなメリットがあるためです。
設置するためのスペースが必要なので部屋が狭くなること、部屋の景観が損なわれることが難点ですが、
- 週の大半お留守番させる
- 長い時間お留守番させる
そんな生活習慣なら是非ご検討くださいね。
※↓↓紹介しているアドメイトヴィラフォートサークルですが、本来レギュラーサイズで2万円前後の商品です。ですが、2021年9月の時点では品薄のためか異様に高値で販売しているショップが増えています。楽天市場には今のところ適正価格のショップも見当たりますが・・ご注意くださいm(__)m

↓↓成長にあわせて拡張できるタイプもあります。
ですが、ケージでの生活に慣らせておけば、引越し後もケージは同じなのでリビング放し飼いと比べてストレスが少ないというメリットもあります。
ケージとは室内に設置するタイプの犬小屋

ちなみにケージとは犬の室内用住居として設計された家の中に設置する犬小屋です。床や天井が付いているため強度があります。(天板が別売のケージも存在します)
ケージには単なる箱状(檻)のものからトイレ用の仕切りが付いているタイプ、スペースを増設できるタイプなどがあります。
愛犬が大きくなることを考えて、成長予想3倍ほどの長辺があるトイレを設置できるタイプがベストです(体長が約50cm位なら長辺は150cm位必要)
(トイレトレーニング用の仕切りは成長に合わせて外してあげましょう)
お留守番の時間が8時間ほどで留守にする時間帯も安定しているなら成犬時の3倍ほどのサイズで大丈夫です。ですが、夜勤など留守にする時間が変動する家庭、10時間前後とお留守番の時間が長い家庭は少しでも移動できるスペースは有った方が良いので、一回り大きなサイズのケージを選んだ方が良いでしょう。
ウェットティッシュや犬用の汚れ取りスプレーをさっとスプレーしてトイレットペーパーなどで拭き取ればOK。
食べこぼしはもちろん、乾いてしまったおしっこやウンチの汚れもしっかり落ちるので、気付いた時にキレイにしてあげましょう。
ケージの設置場所で適切なのはどこ?
ケージの設置場所は家族が集まる場所、リビングが適切です。
ですが、外の様子が分かる窓際や窓の外が見える位置、ドア付近は周辺が気になって休まりません。
これに当てはまらない場所が適切ですが、難しい場合は窓の外が見えないように目張をしてあげましょう。
ちなみに可能ならトイレの位置が部屋のドア(出入り口)と反対側にくるように設置した方が良いです。
そうすることで家族が帰宅した時に愛犬が喜んでウンチを踏む率がさがります。
なので窓の外が見える場所や、ケージの中でも落ち着かない様子なら遮光カーテンでケージを覆ってあげましょう。
そうすることで視界を遮れることに加え、より本能も満たされてリラックスできるでしょう。
ケージにクレートを加えて愛犬がよりリラックスできる飼育環境作り

ケージの中にいるだけでも安心感が違いますが、もう一歩踏み込んでドアを取り外したクレート(お出かけ用のキャリー)を設置してあげます。
ケージの中にクレートを設置することで、ケージは庭(縄張り=テリトリー)でクレートは寝床。という犬の庭付き一戸建て住居的なイメージですね。
そこに
- トイレと給水器を設置する
- ケージの周りに遮光カーテンを掛ける(ムダ吠えが多い場合)
- 自動給餌器を設置する(留守番時間が長い場合)
これでよりリラックスしてお留守番できる環境の完成です。

後は寒いシーズンはヒーターを、熱いシーズンはアルミ板をクレート内に敷いてあげれば快適な生活環境となります。
慣れてくれると在宅中もクレートの中に入って休むようになりますよ。
その対策として自動給餌器を設置すれば留守番させる時間を大幅に緩和できますよ。
⇒ 犬の食事間隔と自動給餌器の詳細はこちら
クレートとは犬用のキャリーケース

クレートはケージと混同されがちですが、旅行などで愛犬を連れ出す際に使うキャリーケースの正式名称です。
本来の用途は「お出かけ用のハウス」ですが、犬は本能的に狭い場所に安心感を得るため、ケージの中に寝床として設置してあげましょう。
寝床なら「クッションやベッドでも良いのでは?」と思われるかもですが・・狭い空間の安心感を満たせません。
そして普段からクレートを使っていることで、動物病院へ行く時やお出かけ、旅行も嫌がらずに入ってくれます。
慣れさせておくメリットは大きいですよ。
ですが突然クレートに入れようとすると嫌がる子も少なくありません。
そんな緊急時のリスクを避けるためにも日頃から慣らしておきましょう。
ケージの中に設置する際、クレートの扉は取り外して自由に出入りできるようにしてあげてくださいね!
↑↑こちらで紹介しているバリケンネルはドッグクレートの代名詞とも言われるPetmate社のシリーズ名です。
ある意味ブランド品なので一般的なクレートよりお高く感じますが・・耐久性に相当な差があると感じています。
サークルは犬の行動範囲を仕切るもので住居には不向き

ケージを探す際に通販サイトなどを覗くとよく見かけるサークル。
サークルとは、天井が空いていて側面が柵で囲まれている仕切りのようなもの。この範囲で犬は自由にすることができます。犬の成長に応じて広げたり大きく拡張できるサークルもあります。
床が付いていないので掃除が簡単にできますし、犬用のトイレ、フード用のトレイや水飲みキットなどを設置しやすく、天井がないため、すぐに犬を連れ出すことができるのもポイント。
「これでもいいんじゃないの?」と感じますが、天井と床が付いていないため、強度が低く住居としてはもちろん、お留守番中のスペースとしてもイマイチでオススメしかねます。
天井や床が別売りになっていて、組み合わせればケージとして利用できるなど、分類が曖昧なサークルもありますが、あくまでも「在宅中の犬用のフリースペース」として使うのが正しい使い方ですね。
ケージの必要性と犬が留守番中も安心して過せる環境作り ~後書き~

ケージを設置することで、留守中の愛犬のストレスを大幅に減らせるうえ、私たち飼い主の不安や心配を軽減できます。
家にいない間、リビングで吠えるなどしてご近所に迷惑にならないために、また、家の中の柱や家具の破壊活動も抑えるためにもケージでの快適なお留守番環境をぜひ整えてあげましょう。

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