保護犬の譲り受けを検討されている共働きの方に向け、お考えに尊敬の念を抱く私(かっちゃん)が
共働きで保護犬を譲り受けるための主な条件と応募の流れをご紹介します。
この記事を読めば保護犬を譲り受けられる可能性が判断できますよ。
共働き家庭で保護犬を譲り受けることは可能か?
共働きの家庭で里親募集に応募して保護犬を譲ってもらえるかどうか・・・
結論から言うと、厳しいです。
ですが、不可能というわけでもありません。
基本的には『心に傷を負った犬たちを温かく迎えられる環境であること』
つまり、一度捨てられた犬のメンタルケアをしっかり行なうことが求められます。
さらに経験や環境も審査対象となっている場合が大半で
- これまで何匹も犬を飼ってきた経験がある
- 共働きだけど長時間は家を留守にしない
といった経験と飼育環境の条件を満たしてなければ譲り受けられない可能性が高まります。
保護犬を譲り受けるための条件の目安

共働きで保護犬を譲り受けられるか?はケースバイケース。
ですが、『有利になる条件』裏を返せば『不利となる条件』の目安をご紹介していきます。
保護団体の近くに住んでる
保護犬は経過観察や定期的な報告(視察)が義務付けられる場合もあり、遠方だと不利となる可能性が高まります。
とくに地域の保健所や動物愛護センターから譲り受ける場合は地域内であること。保護団体の場合は団体の活動範囲内、もしくは範囲に近い方が有利と判断されるかも知れません。
留守番させる時間の長さ
共働きでも、夫婦ともフルタイムの場合とパートタイムの場合で可能性は異なります。
つまり『犬だけで留守番させる時間の長さ』も判断の条件となるわけですね。
当然、長時間家を留守にしない家庭の方が有利と判断されるはずです。
そして子犬や老犬になった時のお世話(介護)できるかも重要なポイントです。
子犬の期間や老犬で介護が必要となった時
- 勤務時間を短縮できる
- 在宅ワークへの切り替えや転職する
- ペットシッターや家事代行サービスを利用する
などの対策が取れるか?考えておいた方がよいでしょう。
飼育環境が整っている
庭に犬小屋を置く野外飼育よりも室内の飼育環境をばっちりと用意できる方が有利なはずです。
勤務時間がずれるなら自動給餌器や留守中の様子を見守るペットカメラを設置するのも良いかも知れません。
そうするうえで「職場が家の近くで、家の中にはカメラがあるので何かあったらすぐに帰ってこれる!」などとアピールすると、意外と納得してもらえることだってあるかも知れませんよ。
低学年までの幼い子供がいない
低学年以下の幼いお子さんがいる場合、不利と見なされる可能性があります。
例えば受け入れた犬が何かの拍子に噛んでしまった場合、怪我も問題ですが、子供が犬を怖がって犬を飼い続けられなくなるかも知れません。
そうなったらせっかく引き取った犬をもう一度手放さなくてはならないためです。
高齢でないこと
犬は15年ほど生きます。引き取る犬の年齢にもよりますが、引き取った犬を最後まで責任を持って飼うためにご夫婦の年齢も考慮されます。
出産予定がない
出産予定があると、犬の世話どころでは無くなります。
そして生まれてくる赤ちゃんがアレルギー体質だったなど、犬を飼い続けられなくなる可能性もあるためです。
すでにいる犬は去勢済み
すでにいる犬(先住犬)が去勢されていない場合、保護犬とトラブルになることもあるため不利とみなされるかも知れません。
その他、世帯収入や犬のために使える時間、住居の状態など地域や自治体によって差異はありますが・・
おおむねはこれらの条件にかなっている夫婦は、保護犬を譲り受けることができるかもしれません。
共働きだけど保護犬を救ってあげたいという思いは素晴らしいですが、生涯寄り添って面倒を見る覚悟が必須。
保護犬とはどんな犬なのかをまずはちゃんと理解し、保護犬をきちんと飼育できるかよくよくご夫婦でご相談してください。
それでも大丈夫だと思うなら、譲り受ける条件をチェック。保護団体によって条件は変わってくるので、きちんと確認してくださいね。
保護犬の里親募集の流れの目安

里親募集に応募して、犬を譲り受けるまでのおおむねの流れをご紹介します。
ちなみに里親募集には保護犬を譲りゆける他に、個人やブリーダーさんから譲り受けるパターンもあります。
その場合もNPO法人などの仲介を通す場合もだいたいは下記の流れを想定しておけば大丈夫でしょう。
応募までの流れ
まずは里親募集の条件をチェック。条件にある程度かなっていたら募集アンケート(ネットの場合はメールや記入フォーム)に情報を記入していきます。
記入する主な内容
自分の名前や住所、連絡先や応募理由などを書いていきます。
この時に応募理由をしっかり書くのが大切。相手にしっかりとこちらの真剣な思いを伝えてください。
それから家族構成や飼育環境がいかに整っているかをアピール。共働きであっても、どれくらい家にいられるかを伝えましょう。
審査に通ったあとの流れ
審査に通ると保護団体から連絡があり、それから預かることができる犬とお見合いすることが出来ます。
ケアをしていた担当者から、犬の特徴や生い立ちについての情報をもらいます。どんな事を気を付けたら良いのかとか、大好物は何かと言ったことを聞けますよ。
その日はおおむねそれだけで終わり。後日、家に数週間引き取ることができるトライアルが企画されます。
トライアルの時に家に実際に犬をお迎えします。
一緒に一定期間過ごすことでお互いの相性が分かりますし、どんなアレルギーがあるのかなんかも分かってきます。
このトライアル期間があることにより、いろんなトラブルを予防できますよ。
何も問題が無ければ、晴れて正式に犬をお迎えします。同意書を作成し、必要経費などを担当者に支払って終了です。
迎えた後、定期的に報告する義務が設けられている場合もあるので忘れないようにしましょう。
保護犬ってそもそもどんな犬?

念のため保護犬ってどんな犬なのか説明しておきます。
- 買い主に捨てられた犬
- 迷子となり身元が判明しなかった犬
- 人の手を借りずに生きてきた犬(野良犬)
保護犬とは何らかの事情で飼い主から捨てられたり、迷子になってしまったなどの『元飼い犬』
または人の手で育てられずに育った犬やその子どもの犬、つまり『野良犬』
それらの犬を動物愛護センターや保健所、NPO団体などで保護された犬のことを保護犬と言います。
人に不信感を頂いている犬も少なくない
保護犬となった経緯は様々です。
なので、愛されて生きてきた子が諸事情で保護犬となった犬ばかりではありません。
そして、健康状態の優れない犬、病気を患っている犬や心に深い傷を負った犬、さらに介護が必要な高齢犬もいます。
もちろん、善意で興味を持つことは素晴らしいことです。
ですが、単純に「タダだから」とか金銭だけが理由の場合、こういった現実を知っておくことも大切です。
保護犬とはどこで出会えるの?
保護されている犬に会うために、『地域名+犬+里親募集』のキーワードで検索するのがベターです。
検索結果に出てくる『市町村のホームページ』『里親募集の情報サイト』『ジモティーなどの地域サイト』で調べてみてください。
ちなみに地域によっては動物愛護センターが譲渡会というイベントをしています。
譲渡会では保護犬が何匹も集まっていて、引き取ることに関心のある人たちと自然にふれあえるようになっています。
物々しい雰囲気ではなくて、フレンドリーな感じでワンちゃん達と知り合えるので人気のイベント。
ネットやSNSで情報を探して一度、参加してみるのもいいかもですね。
犬の性格とか特徴なんかも知れますし、お気に入りの犬種に出会えるかもしれません。
共働きの家庭で保護犬を譲り受けるために ~後書き~

共働き家庭で保護犬を譲り受けられるのか?はっきり言ってケースバイケースです。
里親募集ではっきりと「共働き夫婦はダメ」って書いてあることもありますし、「長時間家を留守にしなければ大丈夫」という場合もあります。
保護団体によって設けている条件が違いますし、こちらの熱意次第ではOKになることもありえます。
なので1度や2度、断られてもあきらめないでくださいね。
ちなみに犬は意思や感情をもっていると強く感じる生き物です。だから心に傷をおった子をケアするのは一筋縄ではいきません。
飼い主初心者さんや自信がない方は保護された経緯に注意して迎える子を判断くださいね。