留守がちな共働きは犬にストレスが溜まりやすいので要注意!主な原因とケア方法について

お留守番はストレス?

愛犬がお留守番で受けるストレスが心配な飼い主さんに向け、構ってちゃんな上の子に手を焼いている私(かっちゃん)が

あなたの留守中に感じている愛犬のストレスの種類とストレスを溜めにくくする方法をご紹介します。

この記事を読めばあなたの愛犬がストレスを感じやすいタイプか判断できますよ。

犬がお留守番で感じるストレスはひとり(一匹)にされた寂しさが原因

一匹でお留守番は寂しい?

犬がお留守番でストレスを感じるのはあなたや家族が出掛けた結果、『ひとり(一匹)にされた寂しさ』ですね。

ちなみにお留守番させられた時に感じるストレスの度合いは性格や犬種毎の性質によっても大きく変わってきます。

例えば

  • 「自由奔放な猫みたいな性格の犬」よりも「あなたやご家族にべったりな性格の犬」
  • 「自立心の強くひとりの時間も必要な和犬」よりも「常に一緒に居たがる洋犬」

の方がより強くストレスを感じやすいタイプです。

なので、あなたの愛犬が常に一緒にいたがる甘えたちゃんなプードルなどの洋犬ならストレスを溜めさせないために細心の注意が必要ですね。

後、在宅中はかまってちゃんとは感じないのに出かける時はソワソワするタイプの子も要注意ですよ!

日頃から愛犬を可愛がりすぎるとよりストレスを強く感じるようになります。
あなたのワンちゃんが上記の「より強くストレスを感じやすいタイプ」なら、必要以上に干渉しないよう注意が必要です。
可愛がり過ぎた犬の状態について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
愛情を注ぎすぎると陥りやすい困った状態について

犬が留守番にストレスを感じる流れ

とにかく、犬は常にあなた達(飼い主)の行動に注目していて、出掛ける行動を敏感に察します。

例えば

  • お出かけ用の服を着た
  • カバンを持った
  • 腕時計をはめた
  • クルマのキーを持った

など、家で過す時と異なる行動からあなたが出掛けることを察知して、

  1. 一緒に連れて行って貰えるのか?
  2. お留守番なのか?

そわそわしてあなたの次の行動に注目します。

そして、『連れて行って貰えない=お留守番の確定』を感じた時、「置いて行かれた不安」による強いストレスを感じるのです。

よく「出掛ける前に犬に声を掛けちゃダメ!」と言われているのは犬にわざわざ『お留守番確定の合図』を送ってしまうことで、実際に出掛ける前から強い不安を感じさせてしまうからなんですね。

留守番のストレスはお出かけ後30分ほど感じ続けている

お出かけ後30分がカギ

お留守番確定からひとりにされたストレスはあなたや家族が出掛けた後、30分程感じ続けている。と言われます。

例えば室内放し飼いの子の場合、あなた達が在宅中はお利口にも関わらず、家に人が居ない間に家具や柱などの破壊活動をするのはこの「ひとりにされたストレス」が主な原因です。

この破壊活動の問題行動はケージ環境でお留守番してもらうことで防げるうえ、お留守番によるストレスも大幅に軽減できますので、放し飼いにしているならぜひケージ環境の導入を考えてくださいね。ケージについては続きをご覧ください。

そのことから重要なのは

「犬に出掛けることを察知されないこと」

出掛ける際に「行ってくる!」などの合図を送らないことはもちろん、トイレに行く時のような何気ない仕草で出掛けるなど、犬に出掛けることを察知されないことが大切です。

出掛ける服装や、アイテムで過敏に反応する子の場合、出掛ける予定がない時にあえて時計やクルマのキーを持ったりして、出掛ける合図でない風に振る舞って濁してください。

次に意識しておきたいのは

「他のことに意識を向けさせること」

例えば骨型のガム(牛皮を乾燥させたおやつ)やコング(オヤツを詰めて遊ばせるオモチャ)等を与えてそちらに意識を向けさせること。

特にコングは繰り返し使えるのでオススメです!ただし、中に塗るペースト状のオヤツ(ハミガキ状のチューブで売っています)を入れないと意味がありませんので、買う時に忘れないよう注意しましょう。

あなた達が出掛けた最初の30分間さえ、ストレスを感じずに過ごせたなら、後は大丈夫!リラックスした状態で過してくれますよ。

犬のストレスが溜まりにくい環境の作り方

本来は穴蔵で生活してました

犬がストレスを感じにくいリラックスできる環境とは、【狭くて薄暗い空間】です。

つまり、周囲の警戒をしなくても良いほどの「狭い自分だけの住居」を用意してあげればOK!というわけですね。

何故狭い空間が良いの?

人でも開放的で広い寝室よりも、程よい広さで閉鎖的な寝室の方が落ち着くと感じる方が多いのではないでしょうか?

そう感じるのは野生だった頃のなごりによるもので、生き物が生まれながら持っている「習性(本能)」です。

犬は人以上に本能的で、犬が持つ習性にそった環境に身を置くほど安心感をおぼえます。

犬が生まれ持った習性

犬はテリトリー(縄張り)意識がスゴく高い生き物で、常に自分行動できる範囲をテリトリーと捉えています。

リビングを自由に移動できる状態だとリビング全体がテリトリーと捉え、常に「異常が無いか?(周囲に敵が居ないか?)」警戒モードで過ごしています。窓の外を見て、人や犬が通ると吠えるのもこの習性による行動なので叱っても仕方がありません。

なので、「狭くて可哀想だから・・」と、家の中のドアが全て開放された状態でお留守番させた場合、家の中全体をテリトリーと捉え、常に警戒しなければならなければならないため、凄まじいストレスを感じているはずです。。

そのことから、お留守番中はテリトリーを狭くして自分のエリアを簡単に守れるようにしてあげる方がストレスを溜めず、リラックスして過ごす事ができる。というワケです。

ただし、狭い空間が安心できるといっても、体勢も変えれないほどの狭すぎる空間は反対にストレスが溜まります。

成犬となった時のサイズで、ケージは最低でも体長の3倍ほど、寝床となるクレートは身体がすっぽり収まる1.2倍ほどのサイズを用意してあげましょう。

犬がストレスを感じにくく快適に過せる環境の作り方はこちらの記事をご覧ください
犬の習性を満たす快適な生活環境作り

一緒にいる時間をストレスケアに当てる

あなた達が家に帰ってきたときに犬は「お帰りの儀式」で全力で歓迎してくれるはずですが、可能な限りぐっと堪えてください。。

これは帰って来た時も30分位無視した方がよいため(お留守番中の寂しさとのギャップを感じさせないため)です。

ですが、ケージから出してあげた後は一緒に遊んであげてください。

お仕事でお疲れとは思いますが、一日中家で待っていてもらった分、少しの時間でも遊んであげることでストレスケアができます。

可能ならこのタイミングで一緒に散歩に行くのも良い方法。お散歩が難しければ、いっぱい話しかけたり、ブラッシングをしてあげるなど犬とコミュニケーションすることでストレスケアとなりますよ!

留守番がストレスにならないようにするしつけ方

犬はこぢんまりとした空間が快適
共働き夫婦に必須なのが、犬に留守番がストレスにならないようにしつけること。

それは↑↑で紹介した「狭い自分だけの住居」に慣れさせることで、しつけというより習慣化ですね。

説明した通り、1日の大半がお留守番となる共働きの家庭で室内放し飼いの場合、いくら頑張ってもストレスなくお留守番してもらうことは至難の業。。

素直にケージを導入し、ケージでの生活に慣れて貰うことが最小限のストレスでお利口にお留守番できる子にしつける最短距離です!

閉じ込めっぱなしじゃ可哀想・・と言う意見も少なくありませんが、それは人間の感覚で犬の習性を考えると広いリビングを一匹で見張り番しながら過すよりも、はるかにリラックスした状態で過すことができます。

お迎え直後の子犬(パピー)の場合、トイレトレーニングを兼ねて週末や連休なんかを利用して、短時間のお留守番を練習し、ケージでの生活に慣れさせましょう。

その際は犬だけで遊ばせることも学ばせてください。おもちゃとかトレーニンググッズを使うのがおすすめ。犬が退屈しないおもちゃを与えてくださいね。

ケージ生活に慣れるまで仕事に行くときには、誤飲の心配の無いお気に入りのおもちゃをケージの中に入れてあげでくださいね。

お留守番中の愛犬の様子を確認できるカメラは非常に便利です。
ペットカメラについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
共働きなら導入しておきたいペットカメラ

お留守番中のストレスを溜めさせない方法 ~まとめ~

犬がお留守番中にストレスが溜まるのは、「置いて行かれた・・」と感じた際の「ひとりにされた寂しさ」が一番です。

分離不安を感じさせないために大切なのは

  • お出かけしたことを悟らせないこと
  • お出かけ後のだいたい30分間の注意をそらすこと

そして、放し飼いにせず

  • リラックスしてお留守番できる環境を用意すること
  • 帰宅後はストレスケアをしてあげること

とにかくフルタイム誰かが在宅している家庭なら室内放し飼いも可能ですが、2人とも出掛けていることが基本の共働き家庭の場合はケージでの飼育環境が必須です。

慣れるまではさみしがっているかもしれませんが、飼い主が仕事に行っても必ず帰ってくるということを学べば大きなストレスとはなりづらいです。

最初のうちは短い時間の留守番をさせて「心配しなくてもいいんだよ」ということを覚えてもらいましょう。ストレスケアもきちんとしてくださいね。

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