犬のお迎え方法4選!それぞれのメリット・デメリット

犬をお迎えするところは?

犬を二匹迎えた管理人(カオリィ)が『犬はどこからお迎えするべきか?』」について【4つの方法】【それぞれの良い点と悪い点】をお伝えしていきます。

この記事を読めば、初めて犬を飼うという方でも『ベストな方法』がわかりますよ。

犬をお迎えする4つの方法|それぞれのメリットとデメリット

まず、一般的な犬のお迎え方法として

  1. ペットショップ
  2. ブリーダー
  3. 里親(個人)
  4. 里親(動物保護団体など)

の4つがあります。

それぞれのメリットとデメリットを紹介していきます。

先に言ってしまうと、忙しい共働き家庭にとってはペットショップから迎えるのがいちばん簡単で楽なのは間違いありませんが…デメリットとも照らし合わせて参考にしてくださいね。

ペットショップからお迎えするメリット・デメリット

ペットショップで犬を飼うメリットとデメリット

ペットショップはある意味、最もオーソドックスなお迎え方法で、初めて犬を飼う方にとって、もっとも敷居が低いお迎え方法です。日本では店舗数も多く、いつでも行くことができてすぐに子犬を間近で見れる身近な存在です。

ペットショップのメリット

  1. いろいろな犬種のパピー(子犬)を見比べられる
  2. 無理して決めなくても問題なし
  3. 気に入った子がいたらその場で即契約OK
  4. 知識がゼロでもOK
  5. 犬用品も同時に揃えられる

【1】いろいろな犬種のパピー(子犬)を見比べられる

ペットショップのメリットは、いろいろな犬種の子犬を見比べたり、気になる犬を実際に触ったり確認できること。他の方法ではなかなか難しいペットショップならではの良い点です。


【2】無理して決めなくても問題なし

他の方法と違って「予めこの子を迎える!」と、意気込んで会いに行くわけでもありませんので、思ってた子と違っていたり気になることがあった場合に「わざわざ会いに来たから決めて帰らないと!」なんて、無理をしなくてよい所もポイントです。


【3】気に入った子がいたらその場で即契約OK

お近くのペットショップに訪れた際に気に入った子が居たら即契約!と、とても簡単なのも魅力の一つ。きっちりしたブリーダーだとすぐにはお迎えすることができませんし、保護犬を譲り受ける場合は飼い主として適しているかどうかの審査もあります。


【4】知識がゼロでもOK

犬の飼育にあたって基本的なことはブリーダーから迎える場合も一通り説明してくれますが、ペットショップだと独自の飼育マニュアル(パンフレット等)をもらえることも多く、さらにお迎え後も気軽に相談できるので飼育知識がゼロだったとしても安心です。


【5】犬用品も同時に揃えられる

多くのペットショップは生体(犬自身)だけでなく、ケージからクレート、犬用の食器、給水器、お散歩用品、ドッグフードや子犬用のグッズがほとんど揃っています。

必要なものを全て揃えられるうえ、良く分からない場合は店員さんに相談&一緒に選んでもらえるのも初心者にとってはメリットですね。

ペットショップのデメリット

  1. 好みの犬種となかなか出会えない、選べる余地がない
  2. 親犬、または兄弟と会うことができない
  3. 衝動買いしてしまいがち
  4. とにかく割高
  5. 見えない裏側の不安
  6. 犬の精神・健康面での不安要素が大きい

【1】好みの犬種となかなか出会えない、選べる余地がない

最寄りのペットショップに好みの犬種がいるとは限りませんし、いたとしてもショップにいる子の中から選ぶことになります。

「この子との出会いに運命的なものを感じた!」とおっしゃる飼い主さんもよくいますが…個人的には吟味したいタイプです。

大きなペットショップなら同じ犬種が複数いる場合もありますが、チワワやトイプードルなど人気がある犬種に限られていることが多いです。

ちなみに、チェーン店だと他店にいる子を移動させてくれるサービスもありますが、いざ対面して思っていた感じの子と違った場合、断り辛いのもネックですね。


【2】親犬、または兄弟と会うことができない

親犬や兄弟を見ておくと、容姿や性格など、将来その子がどんなふうに成長していくのかを想像することができます。親犬に似るとは限りませんが、顔立ち、大きさ、毛並み、性格は参考になります。

ブリーダーからお迎えする場合は会うことが可能ですが、ペットショップでは既に親元から離されているので、まず不可能です。


【3】衝動買いしてしまいがち

【1】のような状況だけに運命と感じさせられるペットショップでの出会い。飼うつもりがなかったのに、一目惚れして急遽お迎えしてしまう人も少なくありません。

もちろん、お迎えするつもりでペットショップに通っていた末の出会いならOKですが、その場合でも家族の意見が一致して初めて決定するべきです。


【4】とにかく割高

他のお迎え方法と比べてとにかく割高な傾向が顕著。ブリーダーからの仕入れ代に場所代、飼育費、人件費などと上乗せするため当然と言えば当然ですが…呆れるほど高値で販売している所も少なくありません。

ちなみに、何かを購入する時に「高いものほど良いもの」と考える人が多いため、例えば大人気のトイプードルの場合、あえて割高に設定している所もあるので注意が必要です。


【5】見えない裏側の不安

基本的にペットショップの裏側を見ることはできません。

例えば衛生面。表向きは綺麗でもショーケースの裏側はどうなっているのか?気になりませんか。少なくとも私は強烈な臭いが充満しているショップに長居する気にはなれません。

実際、悪臭がしてショーケースにはトイレの代わりに新聞紙や紙が敷き詰められていたペットショップに行ったことがあります。その時に裏側はどうなっているか何とも言えない気持ちになったことを覚えています。

ペットショップでのお迎えを検討しているなら一度、「ペットショップ 裏側」と検索してみることをオススメします。

【6】犬の精神・健康面の不安要素が大きい

子犬を迎えられるのは生後56日以降と法律で定められていることから、実際に生後2ヶ月満たない月齢からペットショップで販売されている子も少なくありません。

ですが、これはあくまでも日本国内の決まりであって、欧米では生後8週間は母犬から引き離さないように定められています。

この件に関してはペット先進国の欧米のほうが正しいとされています。本来、生後8週頃までは母犬の愛情を受けながら育つ時期ですが、母犬から早く引き離された子犬は愛情不足から「情緒不安定」や「分離不安」になりやすいと言われているからです。

そして、飼ってもらえるまではペットショップでの生活になります。ショーケースの中だと大切な社会性を学ぶことができないため、後々のしつけにかなり影響する可能性もあります。

健康面では、一カ所に留まらず移動があること、いろいろな人に触られることを考えると、感染や病気のリスクが高いと言えます。

ブリーダーからお迎えするメリット・デメリット

ブリーダーから犬を買うメリットとデメリット

ブリーダーとは犬を繁殖させ、子犬を販売して収入を得る業種のことです。個人経営が多く、犬舎(屋号)や家庭内で育てられています。

血統を大切にし、良質な犬種を育てることにこだわっているところも少なくありません。

選び方のポイントとして、迎えたい犬種が決まっているのなら、その犬種1つにこだわっているブリーダーさんを選ぶと良い子に巡り会えやすいでしょう。

ブリーダーのメリット

  1. 犬種・子犬を全国から選べる(頭数が多い)
  2. 犬舎を見学できる
  3. 親犬や兄弟を見ることができる
  4. 適正な価格
  5. 優れた血統の子が多い(遺伝的不安要素が少ない)
  6. 専門知識があるため、説明やサポートが充実している
  7. 健康面・性格面での安心感

(これらのメリットは優良かつ良心的なブリーダーさんの場合。中にはとんでもないブリーダーも存在するみたいなので注意が必要です)

 

【1】犬種・子犬を全国から選べる(頭数が多い)

インターネットから全国で販売中の子犬情報を見ることができます。お目当ての犬種の中から気に入った子犬を選べることが最大のメリットです。

ブリーダーサイト「みんなのブリーダー」や「ブリーダーズ」などでは、子犬情報を犬種、性別、毛色、価格、地域など好みの条件に沿って調べることができます。ブリーダーとの取り引きの仲介でトラブルやお迎え後の保証も付けてくれる便利なサイトです。

また、ブリーダーが自社サイトを持っていることも多く、そこから子犬情報を見ることもできます。

本来はペットショップを介さずにブリーダーから直接お迎えすることは敷居の高い方法でしたが、これらの仲介サイトのおかげで初心者でも簡単になったのはありがたいことですね。

我が家は2匹ともみんなのブリーダーを介してお迎えしました。たくさんの子犬たちが詳しく紹介されていますし、取引もとてもスムーズで当ブログ的にはイチオシです。 ⇒ 「みんなのブリーダー」を見て見る

【2】犬舎を見学できる

子犬がいる犬舎や家庭を見学することが可能です。

もちろんブリーダーにも会えますし、実際にその子が暮らしている環境を見ることができます。

どんなブリーダーの元で育てられているのか、環境の良し悪しなど、ブリーダーの犬に対する飼育姿勢がわかり、質の判断基準にもなるので、気になる方は見学しておくとよいですね。

ちなみに、ブリーダー側もどういう家庭に迎えられるのかを気に掛けています。見学の際はマナーを守り、購入の意思を伝えましょう。


【3】親犬や兄弟を見ることができる

犬舎を見学した時に親犬や兄弟と会うことも可能です。

親犬や兄弟を見ることで、その子の顔立ち、大きさ、毛並み、カラーなど将来像をイメージできますし、どんな子に育つのか参考にもなります。

また、ブリーダーから直接、その子や親兄弟ついての情報を教えてもらうこともできますよ。


【4】適正な価格

ブリーダーから直接取引きをする場合、ペットショップのように中間業者を通さないため、適正な価格で購入することができます。(※コロナ禍で需要が高まっているなど状況によって相場は大きく変動します)

ちなみに、子犬の価格は血統、健康状態、容姿によって決められ、親犬がドッグショー(犬の品評会での評価)で賞を取っていたり、その血統だと高く設定される傾向にあります。

ただ、中には相場よりも割高に設定してるブリーダーも存在するので注意が必要です。いろいろなブリーダーと比べて吟味しましょう。


【5】優れた血統の子が多い(遺伝的不安要素が少ない)

ブリーダーの多くは血統や犬の質を大切にしています。

顔立ち、毛並み、色、病気を持っていない、運動神経が良いなどを考慮して繁殖しているので、良質で健康な犬が生まれやすい傾向にあります。健康面や遺伝子疾患を重視し、遺伝子検査などを行っているブリーダーも少なくありません。

また、よりクオリティーを高めるために、ドッグショーなどでチャンピオン犬を多数輩出しているところもあります。

血統にこだわりがあるのなら、犬種専門にこだわっているブリーダーさんからお迎えすべきです。


【6】専門知識があるため、説明やサポートが充実している

ブリーダーはその道のプロです。専門知識が豊富なので、飼育に関する説明やアドバイスを受けることができます。

迎えた後も質問や相談に応じてくれるところが多いので、特に初めて犬を飼う方には安心ですね。


【7】健康面・性格面の安心感

日本では子犬をお迎えするのは生後56日以降と法律で定められていますが、ブリーダーの中には生後約90日と設定しているとこもあります。

生後90日を過ぎていると体がある程度できていますし、母犬の愛情もたっぷりと受けているはず。心身ともに安定した状態でお迎えができます。その間にトイレなど初歩的なしつけを済ませてくれるブリーダーも多いです。

一方で、ペットショップの子犬は母犬から早くに引き離されているケースがほとんどです。また、お迎えが決まるまでショーケースでの生活、さらに各店舗に移動もあり、いろいろな人に触られたり移動することはストレス、病気や感染症のリスクとなります。

ブリーダーの場合、契約からお迎えするまでに日数がかかってヤキモキしますが、子犬がより健康に育ってくれる準備期間と考えて指折り数えながら楽しみに待ちましょう。

ブリーダーのデメリット

  1. ブリーダーの質を見定めなければならない
  2. ブリーダーとの面会が必要
  3. 近くにブリーダーがいない
  4. すぐにお迎えできない
  5. 状況によって断られる場合もある

 

【1】ブリーダーの質を見定めなければならない

悪質なブリーダーも少なからず存在するので注意が必要です。利益のためだけに無理な繁殖を行ったり、病気や遺伝性疾患を持っている子犬が販売されている事実も知っておかなければなりません。

劣悪な環境で繁殖していた悪徳ブリーダー逮捕などとニュースでもちょくちょく見かけますよね。

悪質なブリーダーを避けるためには、まず、大手ブリーダーサイトの取引実績やお迎えした飼い主さん達の口コミ評価を参考にすることです。そして、実際に犬舎を見学し、わからないことや疑問に思うことは質問しておきましょう。

インスタグラムなどのSNSでもブリーダー名(犬舎名)で検索すれば、そのブリーダーからお迎えした飼い主さんの愛犬の様子を知ることができます。ブリーダーサイトで気になる子犬を見つけたら、その子のブリーダー名(犬舎名)で探ってみることをオススメします。

 


【2】ブリーダーとの面会が必要

最低でも1度はブリーダーのところに出向いて実際に子犬と対面しなければいけません。それまでにメールなどで日時を決めるやり取りが必要です。

以前は通販で商品を買うように写真や動画で判断し、実際に会わなくてもお迎えすることが可能でしたが、現在は迎える前にブリーダーに会わなければならないと法律で定められています。(会わなくてもOKと言うブリーダーは悪質である可能性が高いので、絶対に取引しないよう気を付けましょう)

【3】近くにブリーダーがいない

目当てのブリーダーが遠方だったりすると、時間や交通費などが必要になります。

上記の「【2】ブリーダーとの面会が必要」という規定が最大のデメリットとしてのしかかってきます。

ですが、一度でも実際に会っておけば、後はお迎え時に空輸してもらうこともできます。これから約15年を供に過す家族…と考えればデメリットではないかもしれません。ドライブがてら、旅行を兼ねて会いに行ってみてはいかがでしょう。

【4】すぐにお迎えできない

ブリーダーで子犬をお迎えする場合、事前申し込み、ブリーダーと子犬との面会、契約、お迎えする日時の決定など段取りがあります。

そのため、ペットショップのように契約をしてすぐにというわけにはいきません。

実際に子犬に会うまでが、ペットショップと比べると決して手軽ではありません。


【5】状況によって断られる場合もある

子犬を迎えるにあたり、場合によっては断られる場合もあります。

例えば、60代半ばのご夫婦が子犬を希望した場合。

犬の寿命を考えると、生涯、確実に面倒を見られるかどうか、ブリーダーが不安要素ありと判断すると断られる場合があります。

アパートで大型犬を飼うなど飼育環境に不安がある場合も同様です。

ブリーダーの多くは犬を家族として大切に育てています。子犬がどんな家庭に迎えられるのかを気に掛けていることから、迎える側の状況を知って断るブリーダーは良心的と言えます。あなた方の環境について聞きもしないブリーダーは避けたほうがが無難です。

里親募集でお迎えするメリット・デメリット

里親募集で犬を譲り受けるメリットとデメリット

犬の里親とは、個人の飼い主、動物保護団体(または保護者)、動物愛護センターから、やむを得ない事情で手放される犬や捨てられて保護されている犬を譲り受けることです。

同じ里親募集でも、

個人の飼い主  飼っている犬が子犬を産んだのでもらって欲しい、子どもにアレルギーが出たので飼えなくなったなど

動物保護団体(または保護者)  飼い主が高齢で飼えなくなった、廃業するブリーダーからの保護、保健所からの保護

動物愛護センター  主に捨てられた犬

というように、それぞれで犬の境遇が違います。

里親募集の探し方

里親募集の探し方は

  1. 動物病院やペットサロン、市町村の掲示板などの情報
  2. インターネット「ペットのおうち」「ジモティー」など
  3. 動物愛護センターのホームページ

最近では【2】のインターネットでの検索が便利です。会員登録をしておくと、希望条件に合った犬に出会える確率が高まります。

里親募集のメリット(個人の飼い主から譲り受ける場合)

  1. 無料
  2. 手続きは最低限
  3. 気軽に会える

【1】無料

基本的に無料で譲り受けることができます。

当然ながら、迎えた後のワクチン代や登録費用などは当然必要になります。


【2】手続きは最低限

ペットショップやブリーダー、動物保護団体からお迎えする場合は、保証や誓約書など書類の手続きが必要ですが、個人同士の取り引きでは、市町村に犬の登録をする手続きだけで譲り受けられます(※キッチリ書類を交わす人の場合もあります)


【3】気軽に会える

近くで希望条件に合った犬の里親募集があった場合、アポを取って気軽に会いに行くことが可能です。

里親募集のデメリット(個人の飼い主から譲り受ける場合)

  1. 希望する犬種になかなか出会えない(子犬募集は希)
  2. 成犬の場合、すでに性格や個性が確立している
  3. 病気や健康上の問題がないか確認する必要がある
  4. 定期的に元飼い主に連絡が必要な場合がある

 

【1】希望する犬種になかなか出会えない(子犬の里親は希)

ブリーダーやペットショップのように犬の種類や頭数は多くないため、希望する子になかなか出会うことができません。気に入った子が見つかっても、すでに決まっているということも少なくありません。

また、昔のような「子犬が生まれたのでもらってくれませんか?」というケースは希です。里親募集で子犬を希望するのなら気長に探す必要があるでしょう。


【2】成犬の場合、すでに性格や個性が確立している

里親の募集の大半は何らかの事情で飼えなくなった成犬の募集です。

成犬の場合、しつけがしっかりとされているなら問題はありませんが、悪い習慣が付いていたり、性格的にわがまま、好き嫌いが激しい子だと直すのが難しいことがあります。

性格をはじめ、その子についていろいろと質問しておくべきです。


【3】病気や健康上の問題がないか確認する必要がある

ブリーダーやペットショップ、動物保護団体では犬に対して健康診断を実施していますが、個人の飼い主の場合はしていないことが多いです(していたとしてもかなり前など)

譲り受けてから病気が見つかったということにならないためにも、遺伝的疾患や病気など健康上の問題がないかをしっかり確認しておく必要があります。中には早く手放したいという理由で病気を隠してる譲渡主も存在するので要注意です。


【4】定期的に里親元に連絡が必要な場合がある

飼い主によっては、犬の様子を定期的に伝えて欲しいと希望する場合があります。諸事情によって手放したとしても、これまで家族の一員だったことから、その後が気になるのは当然でしょう。

これを面倒だと思うかどうかですが…

保護犬をお迎えするメリットデメリット

保護犬を譲り受けるメリットとデメリット

里親募集のメリット(保護犬の場合)

  1. 犬自体は無料
  2. トライアル期間がある(お試し)
  3. しつけが完了している
  4. 遺伝性疾患や病気などの健康状態を知ることができる
  5. 動物愛護に貢献できる

【1】犬自体は無料

ほとんどが無償で譲渡しているため、ペットショップやブリーダーで購入するより初期費用がかなり抑えられます。

ただ、譲渡費用として、健康診断、ワクチン接種、去勢避妊手術などがかかります。


【2】トライアル期間がある(お試し)

ほとんどの動物保護団体では、2週間~1ヶ月ほどのトライアル期間を設けています。

トライアル期間とは、犬との相性や飼育環境が適しているか、トラブルはないかをお試しする期間です。里親としての条件を満たしているかを判断される機会でもあり、実際に一緒に生活してみて問題なければ、譲渡が決まります。


【3】しつけが完了している

動物保護団体などでは、新しい家に迎えられる準備として、ある程度のしつけ(トイレトレーニング、クレートトレーニング等)がされています。

保護犬のほとんどは廃業していくブリーダーから保護された繁殖犬や一般家庭から捨てられた成犬です。外の世界を知らなかったり愛情不足の子が多く、しつけが難しいことも。

しつけがされているのは、飼い主と犬がストレスなく新しい生活を迎えられるメリットでもあります。


【4】遺伝性疾患や病気などの健康状態を知ることができる

レスキューされた犬は、動物病院で健康診断(血液検査、検便、心音検査、触診など)を受けています。その他にもワクチン、歯の掃除、去勢・避妊手術、マイクロチップ挿入を行います。

犬に愛情を注ぎ最期まで責任を持って育ててくれる人を募集しているという意味でも、健康状態、継続的な治療の必要性があれば、隠すことなく教えてくれます。


【5】動物愛護に貢献できる

最近になって「殺処分ゼロ」という言葉を耳にするようになりましたが、実際に動物保護団体や各自治体の動物愛護センターなどでは積極的に保護犬の譲渡活動が行われています。

保護された犬にとっていちばんの幸せは新しい飼い主の家に迎えられ、その後の犬生を過ごすことです。里親になるということは、殺処分される犬を引き取っている動物保護団体の空きを増やし、犬の命を救うことにも繋がります。

保護犬のデメリット

  1. ほぼ成犬なので子犬を望む人には不向き
  2. 新しい飼い主に慣れるのに時間がかかることも
  3. 里親になるための条件が厳しい
  4. 手続きが多い

【1】ほぼ成犬なので子犬を望む人には不向き

保護犬は何らかの事情で手放された飼い犬や廃業・縮小したブリーダーの犬が大半でほぼ成犬です。

里親募集のサイトや動物保護団体のホームページを実際に見ても、子犬の募集は希です。保護犬の里親になるのは、基本的に成犬を迎えるとお考えください。


【2】新しい飼い主に慣れるのに時間がかかることも

性格やこれまで育ってきた背景から、急に飼い主が変わること、環境の変化などでストレスを感じたり慣れるのに時間がかかるということもあり得ます。

保護犬は成犬がほとんどとお伝えしましたが、成犬はすでに性格が固まっていると考えておくべきです。また、犬は群れで生きる習性があり、猫以上に家族との絆を築く動物です。そんな犬が家族から捨てられた場合、少なからず心に傷を負っているでしょう。

もちろん、成犬でも飼い主が愛情を注ぐとそれ以上に返してくれます。まずは、犬の身近な存在になって信頼関係を築くことが大切です。


【3】里親になるための条件が厳しい

里親は犬を引き取ってくれる人なら誰でもよいというわけではありません。

里親を募集する動物保護団体などは、二度と犬に悲しい思いをさせないために、犬を家族の一員として愛情を注ぎ最期まで責任を持ってくれる人を探しています。

そのため、条件を設けているところがほとんどです。

例えば、

  • 犬を飼ったことがある人
  • 一人暮らし、同棲中のカップル、高齢は不可
  • 小さい子どもがいるかどうか(こどもの年齢)
  • 室内で適切に飼える住居環境かどうか(マンション・アパート不可)
  • 留守番は4時間以内
  • できれば先住犬がいない
  • トライアル期間要
  • 自宅訪問必須

など。

なかなか条件は厳しいですが、安心して譲り渡せると判断された人のみが里親になれるというわけです。

譲り受ける条件についてはこちらをご覧ください ⇒ 保護犬の応募と譲り受ける条件について

【4】手続きが多い

里親になるための連絡、やり取り、各種書類の記入が必要です。

その他、家族全員が写った写真、自宅の全体写真、個人を証明できる免許証、住人票または健康保険証を提出しなければならないところもあります。

4つの犬のお迎え方法それぞれのメリット・デメリットを比較 ~まとめ~

犬のお迎え場所それぞれを比較

犬をどこで飼うか?お迎えする方法は、ペットショップ、ブリーダー、個人の里親募集、動物保護団体が募集している保護犬の里親募集の4つがあります。

初めて犬を飼うという方は、それぞれのメリット・デメリットを考慮すると、断然ブリーダーからお迎えするのがいちばんよい選択ではないでしょうか。

ただ、どこで犬を迎えたとしても一生大切にするということは変わりありません。販売者や里親の譲渡側からしっかりと説明を受け、十分に納得したうえで迎えることが大切です。

 

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