でべその子犬を迎えるか?検討している人に向け、下の子がでべそだった共働きでDOGS管理人(かっちゃん)が
でべその子犬を迎える際の判断基準とでべその子を迎えた際のリスクをご紹介します。
この記事を読めばでべその子犬のを迎えた後の行動もわかりますよ。
犬のでべそには放置すると危険な場合もある

子犬を迎える時にチェックしておきたいのが「でべそ」かどうか。
うちの場合、下の子を迎える時にチェックし忘れて、帰宅後に抱き上げてみてお腹にポコッと出っ張りが有ってビックリしました。
そんな、お迎え前に見落としがちな『子犬のでべそ』には
- ほっておいても問題がないパターン
- 手術しないと危険なパターン
の2種類があります。
ただし、どちらにしても動物病院で診察してもらわなければ判断できません。
獣医師さんに見て貰った結果、危険なパターンだった場合は手術して取り除いてもらうのが確実です。
ちなみに健康診断済みのペットショップやブリーダーで迎える場合はパターンの良し悪しを事前に確認できます。
ですが、ほとんどの場合はお迎え後に自分達で健康診断してもらうことになります。
ですが、確実なのはやはりご自身で動物病院に連れて行き健康診断を受けることです。
でべその子犬を避ける・避けないの判断基準
『でべその子犬を迎えるかどうかの判断基準』はもしも危険なパターンだった場合、
『手術してもらう事に抵抗があるかどうか?』あなたやご家族の想いで判断するのが一番でしょう。
例えば将来、去勢(避妊)手術をしてもらうつもりなら、たいして手術のリスクが高くなるわけでもありませんので、そのタイミングで一緒にしてもらうのがベストです。
ですが、治療の必要があるでべその子犬は本来の価格より安く設定されているものです。
一方、「ありのままで育てたい!」もしくは「子供を作らせてあげたい」とのお考えの人。
去勢や避妊をしないつもりでしたら、でべそを取り除く必要が分かった時に余計な麻酔のリスクを負う事になります。
そんなワケで、
- 将来、去勢(避妊)手術をするつもりならでべそは大した問題ではないので避けなくても大丈夫
- 去勢(避妊)手術をしないつもりなら余計なリスクを避けるためにもでべその子犬は選ばない方が無難
という考え方で判断するのがベターではないでしょうか。
犬のでべその3種類のパターン
犬のでべそには
- 放置してよいパターン
- 様子をみて取り除くか判断するパターン
- 取り除かないと危険なパターン
の3種類があります。
放置してよいパターンは、母犬のお腹の中で繋がっていたへその緒部分が凹みきらずに膨らんだままの場合やその部分に脂肪が集まった場合。
ようするに単なる「でべそ」でほっておいても問題にはなりません。
様子をみて取り除くか判断するパターンは「臍(さい)ヘルニア」という主に遺伝が原因の症状で、放置しても良い場合もあるため獣医師さんに判断してもらいます。
ほっておくと危険なパターンは「嵌頓(かんとん)ヘルニア」という臍ヘルニアの良くないパターンで早急な処置が必要です。
犬の臍ヘルニア・嵌頓ヘルニアとは?
犬の臍(さい)ヘルニアとは、臍の部分にある臍帯輪というところが塞がらず、そこから中に存在する脂肪の一部が飛び出している状態を言います。簡単に言うと「でべそ」のことで、見た目もお腹の真ん中あたりがポコッと膨らんでいます。臍が出ている以外の異常がなく、柔らかくて小さいままなら問題はありません。
嵌頓(かんとん)ヘルニアとは、臍ヘルニアの悪化した状態で腸の一部が入り込み返納性を失って締め付けられる状態のこと。締め付けられている組織が血行障害を起こし、患部が硬くなる、色が変色するといった症状が見られます。押しても引っ込まなくなり、熱感や痛みを伴います。悪化するとショックや腸閉塞を起こす恐れもあり、緊急処置が必要となります。
出典元:あいむ動物病院 西船橋
臍ヘルニアは通常、生後6ヶ月頃までに自然に治癒することが多いため、それまでは経過観察をします。
そのため、選ぶ時点でペットショップやブリーダーは曖昧な言い方しかできないのも仕方がないのかもしれません。
しかし、6ヶ月を過ぎても治らなかったり大きくなっている場合、嵌頓ヘルニアの疑いがある場合は手術が必要となるケースが多いようです。
でべそのパターンをある程度チェックする方法

犬のでべそが
- ただのでべそなのか?
- 取り除く必要があるのか?
をある程度判断する方法として臍ヘルニアかどうかをチェックします。
臍ヘルニアの初期症状は押すと引っ込み、一般的に痛みを伴いません。
- 臍の中心を押すと奥に穴の淵がある
- 腹圧がかかっていない時に凹んでいることがある
- 体勢によって膨らみが変わる
最終的には獣医さんの判断となりますが、これらに当てはまる場合、臍ヘルニアの可能性が高いでしょう。
臍ヘルニアの内容物は通常、脂肪でそれほど危険な状態ではありませんが、嵌頓ヘルニアの場合は最悪の事態に繋がることもあります。
上記の特徴が見られる犬の飼い主さんは日頃から患部をチェックし、極力早めに動物病院に見てもらってくださいね。
日頃から心掛けたいチェック方法
- 大きくなっている
- 押しても引っ込まない
- 色が変色する(赤 どす黒い 紫など)
様子を見る・取り除くとなった場合
臍ヘルニアの痛みがない、好発犬種ではない場合、多くは生後6ヶ月くらいには自然に閉鎖しますが、その後の状態で獣医師さんの判断により手術か経過観察か判断してもらいます。
臍ヘルニアが小さく、症状が出ていない場合は、避妊手術の際に併せて臍ヘルニアの手術を行うことが多いようです。
でべそを取り除く場合の処置
還納性(かんのうせい)臍ヘルニアの場合
ヘルニアの周囲の組織を剥離してヘルニアの内容物が入っている袋状の膜(ヘルニア嚢)を切開し、内容物をお腹の中に戻す。比較的簡単な手術で術後、創部(傷)に問題がなければ予後は良好です。再発することもまずありません。
嵌頓性(かんとん性)臍ヘルニア
ヘルニアの内容物がお腹の中の臓器の場合、その臓器の血行が回復できるかどうかによって手術内容も大きく異なり、臍ヘルニアの穴も大きいため時間と技術を要します。
術後も犬や臓器の状態によるので予後良好とは言い切れず慎重な観察が必要です。
避妊・去勢手術と併せてするのが理想
臍ヘルニアは生後6ヶ月を過ぎると自然に治癒することが少なく、手術をする場合、避妊・去勢手術と一緒に行うことが多いようです。
うちの下の子も臍ヘルニアでしたが、ちょうど避妊手術を控えていたので、獣医さんからすすめられて一緒に臍ヘルニアの手術もしてもらいました。
避妊・去勢手術と併せて行うことで、愛犬、その他あらゆる面で負担やリスクが最小限で済むため、獣医師から同時にすることを進められた場合は前向きにご検討ください。
でべそに気を付けたい犬種

先天的に臍ヘルニアになりやすい好発犬種が存在します。遺伝性が多く、そのような遺伝子を持っていると言われる犬種は注意が必要です。
臍ヘルニアになりやすい犬種
- シーズー
- ペキニーズ
- キャバリア
- 秋田犬
- アメリカンコッカースパニエル
- ワイマラナー
などが挙げられます。
もちろん、これらの犬種以外でも発症することがありますので、愛犬がでべそだったら一度は動物病院で診てもらいましょう。
でべその子犬を選ぶかどうかの判断基準 ~まとめ~

でべその子犬を選んでも良い人は将来、
- 去勢(避妊)手術をする予定の人
でべその子犬を避けた方良い人は
- 去勢(避妊)手術をしない人
犬のでべそにはほっておいても問題ない場合もありますが、獣医師さんの判断が必要です。
もし、「取り除いた方が良い」と獣医師に判断された場合、去勢や避妊の手術をする際のついでにでべその手術もして貰えば麻酔などのリスクを最小限に抑えることができます。
「去勢(避妊)手術はするつもりは無いけど、でべそが良くなかった場合の手術は問題ない!」
そうお考えなら去勢や避妊手術しない人でもでべその子犬を選んでも良いとは思えます。
ですが、愛犬がある日突然痛がりだした時、『動物病院に飛んで行けるのかどうか?』も想像して判断くださいね。