犬の二匹目をどのタイミングで迎えると良いか?迷っている飼い主さんに向けて、愛犬同士の喧嘩に気を揉んでいた共働きでDOGS管理人夫婦が
犬の二匹目を迎える理想のタイミングをご紹介します。
この記事を読めば多頭飼いスタート後の苦労を減らすことができます。
犬の多頭飼いで大切なのは「先住犬を重視」してあげること。
幼い二匹目に手を掛けたくなりますがヤキモチには要注意!です。
犬の多頭飼い!二匹目をお迎えする最適なタイミングとは?

犬の多頭飼いの成功の鍵は先住犬の性格と年齢。
そこをふまえて
- お迎えタイミング1:先住犬の年齢
- 先住犬の年齢別:メリットとデメリット
- お迎えタイミング2:二匹目の犬の状態
- 犬の多頭飼いを成功させる心得
をお伝えしていきます!
あわせて、我が家が二匹目を迎えて良かったこと、苦労したことなどの体験談もご覧頂けると嬉しいです♪
お迎えするタイミング1:先住犬が3歳~5歳の頃がベスト
先住犬は二匹目にとって先輩犬。二匹目を迎えるタイミングは「先住犬の状態を考えて決めること」でないとかなり苦労します。
二匹目を迎える時期は、先住犬が最も絶頂期の時期(年齢が3歳~5歳くらい)が理想です。
その理由は、
1.いろいろな経験をして一通りの社会性を身に付けたタイミング
性格もほぼ確立した時期で子犬の頃のように興奮することも少なく精神的にも安定した時期です。
2.絶頂期なので順位争いに簡単には負けないタイミング
体力的にも二匹目との順位争いに簡単には負けませんし、優位の状態を保ったまま二匹目が成長しきる頃まで衰えないベストなタイミングです。
の2つ。
小型犬、中型犬、大型犬とサイズによって成長と老化のペースに差異はありますが・・
犬年齢の3歳~5歳くらいは人間の年齢でいうと、だいたい28歳~36歳。育った家庭環境(しつけ)にもよりますが、新しくやって来た子犬に対して大人の対応ができる。という訳ですね。
もちろん、先住犬が小型犬で、二匹目が大型犬だったりしたらあっという間に逆転されてしまいますが、サイズに極端な差がないなら、できるだけ先住犬が上位に立てるようタイミングを意識してあげてくださいね。
先住犬の年齢別:メリットとデメリット

二匹目のお迎えは先住犬が3才~5才がベスト!とは言っても、二匹目を迎える決意をした時にお迎えしたいものです。「この子だ!!」とピーンと来た時に迎えても飼い主的にはなんら問題はありません。
あるのは「犬同士の問題」だけです。
ここからは先住犬のどのタイミングで二匹目をお迎えしたか?によって想定できるメリットとデメリットを紹介していきます。
1.先住犬が若い場合(~3才くらいまで):人間でいうと~28歳
メリット
- 若いので子犬の動きに合わせられる
- 世代が近いので共に行動しやすい
デメリット
- 先住犬がリーダーになるとは限らない
- 順位争いが起こりやすい
- 些細なことでも喧嘩する
2.先住犬が3才~5才:人間でいうと28歳~36歳
メリット
- 先住犬がリーダーになりやすい
- 先住犬の性格が確立しているので喧嘩になりにくい(順位争いが発生しにくい)
- 先住犬の行動を真似るため躾は先住犬よりも楽
デメリット
- 他の年齢に比べるとほぼなし
3.先住犬が6才~10才: 人間でいうと40歳~56歳
メリット
- 年齢を重ねるごとに性格が丸くなって子犬を受け入れやすい
デメリット
- 2匹目が成長すると順位争いでほぼ負ける
- 老化現象が始まり共に行動をとりにくい
4.先住犬が11才~: 人間でいうと60歳~
メリット
- 子犬に刺激されて脳が活性化される
デメリット
- 子犬に振り回されて今までの生活が乱される(ストレスとなる)
- 体力的に一緒に遊べない
※あくまでも傾向の例であって、もちろん犬同士の相性や性格、性別の組み合わせによって変わってきます。
大型犬の年齢の目安:3ヶ月~1才:パピー、1才~2才半:子犬、3才~7才:成犬、8才~10才:シニア犬、11才~:高齢犬
(犬は小さく産まれて大きく育つ生き物。生まれた時との差が大きな大型犬ほど成犬になるまで約3年ほど掛かりますが、絶世期が短く7才を過ぎた頃から老化が始まり寿命も短い傾向です。)
性別の組み合わせで難易度は変わる
犬は縄張り(テリトリー)をもって生活する習性があり、オスの方が強い縄張り意識を持ちます。そのため、犬の性別の組み合わせによってかなりの差があります。
先住犬がメスならあまり神経質に考えなくても良さそうですね。
とくに犬の性別にコダワリがなければその辺りも念頭に置いておきましょう。
お迎えするタイミング2:二匹目はパピー期が理想!

二匹目をお迎えするタイミングは、生まれてから90日~120日以内(パピー期)が理想です。
なぜならまだ物心がつかない頃から一緒に居ることが当たり前となり、成犬になっても良い関係を保っていけることが期待できるからです。
ただし、単に3ヶ月経過した子犬を迎えれば良いワケではありません…生まれて約3ヶ月間、母犬・兄弟犬たちと一緒に過ごした子犬をお迎えするのがベストです。
なので、早々に母犬の元から離され一番大事なパピー期をペットショップなどで過ごした子犬は犬の社会性を学習出来ないまま成長してしまうため、分離不安など難のある性格になりやすいのです。
注意点として、二匹目がパピー期のうちに迎えることで先住犬と良好な関係(先住犬が上位と認めやすい)を築きやすい反面、ずっと一緒に居ることで先住犬が一緒でないと不安になる「先住犬依存症」になる可能性もあります。
例えば二匹目一匹だけでお散歩や病院に出かける場合など。依存し過ぎないよう、せめてお散歩トレーニングが完了するまでは一緒に出掛けないようにする必要があります。
二匹目が成犬の場合
二匹目が成犬の場合、先住犬との相性問題がシビアになります。
すでに二匹目の犬も性格が固まっているため、先住犬以上に二匹目にも気を使わないとなりません。
共働きで犬に掛かりっきりになれない家庭の方、少なくとも初めて多頭飼いをする飼い主さんは避けた方が無難でしょう。
犬の多頭飼いを成功させるための心得

心得その1:家庭内のすべての人が犬より上の立場であること
犬の多頭飼いを成功させるために欠かせないのは「飼い主(人間の家族)」が家庭内のリーダー(犬より上位の位置)に立つこと。
それが最重要です。
心得その2:先住犬の性格を尊重し悪いクセを直す
多頭飼いを成功させるカギは先住犬が握っています!
「憧れの多頭飼いがこんなはずじゃなかった…」ということにならないために、二匹目を迎える前に先住犬が新しい子を受け入れられる性格かどうかをしっかり見極めておきましょう。
先住犬の性格で難易度が変わってくる
先住犬が
- 警戒心が強く攻撃的
- 極度の怖がり
- 自己中心的
- いたわりの気持ちがない
- いじめっ子(ワガママ)
- 極度にストレスを溜めやすい
といった性格なら、先住犬にとって苦痛でしかありませんし、二匹目の犬を傷つける恐れも少なくありません。この場合、どちらも幸せとは言えませんね…。
性格は持って生まれたものだけになかなか変えることはできません。多頭飼い不可とは言いませんが、難易度は高く、慣れるまで時間が掛かることの覚悟は必要です。
先住犬の性格が該当するようならドッグランなど犬同士の社交場に積極的に連れて行って、犬の社会性を学ばせておきましょう。
反対に先住犬が社交的で普段から犬と仲良くできる性格だと、多頭飼いに向いていると言えます。
先住犬の悪いクセは直しておく
また、新しく来た子は先住犬の行動からいろいろなことを学びます。先住犬がムダ吠え、分離不安、イタズラ(破壊行為)などの問題行動をする場合、新しい子にも悪い影響を与える可能性が高くなります。
ムダ吠えは心のケアが必要
- ムダ吠え
- 分離不安
- 攻撃的
など、厄介な愛犬の問題行動はお留守番のストレスやひとりにされる寂しさからくる不安・・
つまり精神的な問題が根本の原因です。
なので、グッズで無理に矯正するより日々の食生活で気持ちを穏やかに向かうようサポートするのが最適ですよ。
リラックス成分配合の対策フード
- テアニン:グッスリ眠る快眠成分
- トリプトファン:母乳由来のリラックス成分
- GABA(ギャバ):安らかな睡眠に誘う
この「しつけプラス」は動物病院でも処方される精神を落ち着かせるサプリメントが配合されたムダ吠えや攻撃的な精神状態を穏やかに向ける対策用ドッグフード。
もちろん、ドッグフードとしても国産・無添加で犬に最適な栄養バランスを兼ね備えた安全性の高い処方です。
頑張っているのに一向に改善されない・・とお困りなら一度、ご確認くださいね。
先住犬を尊重する!犬社会のルールに従って多頭飼いを成功させよう!

犬は元々群れで生活していたことから、家族の中でも順位をとても大切にします。あとからやって来た子を構いたくなりますが、順位を明確にするためにも必ず先住犬のことを優先してあげてください。
なんでも先住犬を先に!
先住犬は新しい子の先輩です。飼い主さんは犬社会のルールに従って先住犬を尊重し優先してあげることが大切です。
先住犬を優先にしてあげること
- 挨拶
- 食事
- 散歩
- 遊び
- ブラッシング
など。
先住犬はこれまでと変わらないポジションに安心します。
また、新しい子に「私は二番」と覚えさせるためでもあります。これが当たり前と認識できれば争いごとは起こらなくなります。
同時に先住犬にあとからやって来た子が仲間だということを理解させるために、先住犬と新しい子に対して順番は違っても同じ行動をしてください。
反対に、先住犬より新しい子を優先してしまうと、先住犬は子犬が来たせいで自分への待遇が悪くなったと考え、子犬に嫌悪感やジェラシーを抱くようになります。
別々に休める場所を与えてあげることで、先住犬は新しい子に振り回されるのを避けれますし、新しい子の自立心を育てることもできます。
また、十分にリラックスしてゆっくり休息できれば落ち着いた精神状態をたもてます。
飼育環境についてはこちらをご覧ください ⇒ 多頭飼いでもリラックスしてお留守番できる飼育環境作り
大切なのは先住犬を優先し、これまでと変わらない立ち位置で接してあげることですね。
先住犬に心の準備を
二匹目を迎えると、先住犬に対して構ってあげる時間も当然少なくなります。これまで愛情を独り占めしていた先住犬にとってはおもしろくないですよね。
そこで、新しい子を迎える数週間くらい前から先住犬にクールな態度で接し、新しい子が来たらうんと先住犬を可愛がるというふうに心の準備をさせておくとよいですよ。
なぜなら、先住犬が新しい子が来たことを「良いことが起こった!」と考え、その子に対してそれほど警戒心を抱きにくくなるからです。
犬の二匹目お迎え体験談 筆:カオリィ(かーさん)

うちの場合は、先住犬が1歳(♂)の時に新しい子(♀)を迎えました。
「いずれは二匹目を迎えたいな~」くらいに考えていましたが、ある日、とあるブリーダーのサイトで生まれたばかりのとてもかわいい女の子に一目惚れ。
どうしてもお迎えしたく、すぐにブリーダーさんに連絡をし、その子に会いに行きました。
当時、すでに一緒に暮らしている先住犬は1歳になったばかり。
多少神経質なところはあっても、人間や犬に対してとてもフレンドリーで温厚な性格だったので「新しい子犬のこともきっと受け入れてくれるだろう」と二匹目をお迎えすることにしたのでした。
先住犬と新しくやって来た子犬との相性

先住犬は温厚でフレンドリーな性格だからきっと大丈夫だよね!と思っても…。
新しくやって来る子犬と仲良くできるかは実際に一緒に暮らしてみないとわからないところ。子犬が自分のテリトリーに入ってくるということなので、いくらフレンドリーとはいえ、邪魔に思うかもしれません。
そして、ついに新しい子犬が我が家にやって来たのでした。
子犬がやって来た当初は「誰だおまえ?」という感じでした。子犬のほうはさっそく先住犬に近寄ったり追いかけたりして興味津々。
先住犬はというと、警戒心があるようでほとんど無視でした。
そうこうしているうちに、喧嘩をするように。2人して凄まじい形相で「ガウゥゥゥゥ~!!」とやり合っているので、最初はケガをしないか少し心配しましたが…
でも、先住犬と新しく来た子の喧嘩は、自分達の上下関係の順位付けのためなのです!

なので、あえて仲裁には入らずに静観。ケガをしたり血みどろになったりしたらもちろん止めなければいけませんが、先住犬は力加減をちゃんとわかっているようでした。
我が家的に失敗だったのは先住犬が1才の時に二匹目をお迎えしたことで、実際、最初の1年くらいはことある毎に喧嘩していました。
女の子は気が強く「もしかしてこの子のほうが上に立つのかな?」なんて思っていましたが、今(♂ 3歳 ♀ 2歳)では一歩引いていて、先住犬のことが好きみたいです。
先住犬はというと、大人の対応。すごく仲が良いというわけではありませんが良好な関係です。
二匹目を迎えるのは先住犬次第ですね。
大変だったこと 躾(しつけ)

二匹目をお迎えして大変だったことは躾です。
新しい子が来た時は、ちょうど先住犬にコマンドなどいろいろなことを覚えさせている時期。
トイレトレーニングやアイコンタクトを新しい子に教えなければならないということもあり、今までのように先住犬のためだけに時間を取ることが難しくなりました。
新しい子のトイレトレーニングは特に早く覚えさせないといけないので、重点的に躾けました。ただ、それを見て先住犬が構ってもらえないと勘違いしないように、先住犬にもコマンドを練習させました。
先住犬の躾が完全に出来ている年齢、もう少し年上だったらまた違っていたと思います。子犬は先住犬の行動をよく真似るので、躾が楽かもしれません。
良かったこと 遊び

二匹目をお迎えして1年くらいはしょっちゅう喧嘩をしてハラハラしてましたが、2年目あたりから徐々に減って行きました。今でも時々じゃれ合ったり程度はしてますが、日頃は一緒に走り回ったりして遊ぶ姿が見られるようになりました。
年齢が1歳しか変わらないためなのか、体力的にも差はなく遊びが一緒です。この点は良かったなぁと思っています。
以上、
我が家の場合は歳の差が1年ほどだったので最初は喧嘩が絶えなくて目が離せませんでした。でも幸い、穏やかな犬種なこともあって二匹目も特にケガをすることもなく元気に成長してくれました。
多頭飼いは一匹とは違って2倍手間がかかりますが、仲良くできれば楽しさも倍増します。
よく「犬は飼い主さえいればいいから多頭飼いは望んでいない」というようなことを聞きますが、犬たちも相性が合えばお互いを信頼し合って楽しく過ごせるのではないでしょうか。
二匹目の犬をお迎えするタイミング ~まとめ~

二匹目をお迎えするタイミングは、先住犬の年齢が3歳~5歳くらいがベスト。年齢的にいろいろなことを学び社会性が身に付いているので、柔軟に新しい子を受け入れやすいというのが理由です。
また、新しい子(子犬)は先輩である先住犬の行動を真似ることが多いので、躾もしやすいというメリットもあります。
ただ、多頭飼いを成功させるには先住犬の性格次第。ストレスを溜めやすい、攻撃的、問題行動をする場合は二匹目をお迎えすべきではありません。
犬の社会は順位を重んじるため、挨拶、食事、遊びなどの日常の行動は先住犬を優先にしてあげてください。
最後に、犬好きにとって多頭飼いは魅力ですよね。一緒に仲良く遊んでいたり寝ていたり、犬同士のコミュニケーションを見るのも楽しいです。ぜひ、多頭飼いを成功させてくださいね!
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